日本サッカー協会では熱中症対策ガイドラインを2016年に制定しましたが、当時と比較し昨今の気温上昇・酷暑化が著しくなっております。昨年も熱中症により、部活動の帰宅途中に女子中学生が倒れて亡くなる事故や、シニアサッカーの試合後に選手が倒れて亡くなる事故などが複数発生しています。また、今年4月3日には宮崎市の高校のサッカーグラウンドに落雷が確認され、活動中の生徒18人が病院に搬送されるなど、屋外でのサッカー活動における落雷事故防止対策がより求められております。
JFA登録者・関係者の身体の安全を守り、上記のような痛ましい事故を発生させないために、この度、熱中症対策ガイドラインを改正しました。また「サッカー活動中の落雷事故防止対策」をイラスト付きでまとめましたのでお知らせいたします。
本お知らせを機に、改めてサッカーファミリーの安全を確保したいと考えております。今一度対策を徹底し、大会・試合時だけでなく、練習時にも事故防止対策を講じていただきますようお願いいたします。また、危険な状況下でのサッカー活動は躊躇なく中止・延期等の判断をしていただくよう重ねてお願いいたします。
改正後の熱中症対策ガイドライン・落雷事故防止対策は下記リンク先をご確認ください。
熱中症対策ガイドライン(2024/5/21改正版)
熱中症対策ガイドライン改正概要(イラスト付きスライド)
サッカー活動中の落雷事故防止対策について(イラスト付きスライド)